民話と紙芝居の家                          

<紙芝居の部屋(かみしばいのへや)>               現代紙芝居の歴史(げんだいかみしばいのれきし)

 
展示7/「黄金バット ナゾー編」
鈴木一郎原作 かたこうじ脚本・画
大空社 
戦後、やけ跡に蘇った「黄金バット」

 小麦粉のカスを集めて焼いた煎餅、飴などを携えて、街頭紙芝居が焼け跡に復活しました。失業者が日銭を求めて転身し、昭和25年(1950)には、全国で5万人の紙芝居屋さんがいて、娯楽と食べ物に飢えていた子供たちが群がりました。  かたこうじによって「黄金バット」が再び登場しました。今度は世界制覇をたくらむナチス残党に立ち向かう平和戦士に変身していましたが、物語の展開はあまり変わっていません。他には、グロテスクな妖怪、冒険物が男の子向きに、母物という女の子の  よろこぶお涙頂戴ものが人気を集めました。街頭紙芝居の戦後の変身は遂げられなかったのです。昭和24年(1949)になるとGHQの検閲が廃止されると、群馬県では思想の検閲でなく、モラルの向上を目的に講習会、試験による免許制度をしきました。それでも、  悪質な紙芝居が後を絶たないので「紙芝居倫理規定管理委員会」いわゆる「紙倫」が業界の自主規制組織として生まれています。
 しかし、貧しさのため、儲けるため、怖いもの見たさの残酷なもの等が闇の目を潜って跋扈していました。

<現代の紙芝居の歴史(かみしばいのれきし)>
  
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