
関 つる
絵姿女房 つるの恩返し おたんでっつく はなたらし長者 ヨカヨカあめやの歌 雲水の話 おとし話 まご太郎虫 |
明治41(1908)年2月4日、群馬県利根郡新治村布施に生まれる。姉は同じく語り手の唐沢はるさん。お腹が弱く、物もろくに食べようとしない、か細い小さな子供だった。 末っ子ということもあって家族から大切に育てられたが、小学校を卒業すると3年間、生家の近くの親戚筋に当たる家に食い働き奉公に出る。奉公があけると、家に帰って蚕女になって出かけたり、 土方に出たりして暮らした。
昭和3(1928)年、19歳の時に結婚。10人の子を産んで4人を亡くし、6人の子を育てた。嫁ぎ先は畑が一町五反、田が四反二畝のかなりの農家だったが、
農業は夫に任せ、主に養蚕の仕事に従事。冬には舅と一緒に炭焼きもやり、上手に焼けるようになると近所に広めたりもした。姉妹が語る民話は多くが祖母のしのから母のとらへと伝えられた昔話で、
晩年は5人の孫の面倒を一手に引き受け、夜には昔話を語り、9人家族でにぎやかに暮らした。
平成13年10月30日、94歳で逝去。
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